巣鴨駅前
むらおか歯科クリニックの
4つの診療方針
1.痛みが少ないやさしい治療
歯の治療で痛い思いをされたご経験から、歯医者から足が遠のいてしまったという方が多くいらっしゃいます。痛いから治療しない、その結果悪化してしまい治療が大変になることも多々あります。当院では痛みがでる治療に関しては基本的に麻酔を行って治療を進めていきます。麻酔が苦手な方はご本人の希望もお伺いしながら痛みに配慮した治療を心がけています。
表面麻酔
塗るタイプのジェル状麻酔薬で神経を一時的に麻痺させる効果があります。即効性があり、針を刺す時のお痛みを感じにくくする効果があります。
電動麻酔器
ペングリップタイプの歯科用電動注射器です。コンピューター制御によって一定のスピードでゆっくりと麻酔液を注入することが可能で、浸透圧力による痛みを和らげてくれます。
細い注射針
医療機関で使用される注射針の太さはおおむね24~16ゲージ(0.4mm~1.6mm)ですが、当院では35~30ゲージ(0.2mm~0.3mm)の細い針を使用して痛点をさけることで痛みを軽減しています。
5倍速タービン
高速回転することで特有の「キーン」という不快な音が軽減されます。
また通常のタービンより回転数が少ないため、振動も少ないことが特徴です。
2.患者様に寄り添った治療
初診の方には顔をお見せして
ごあいさつ
感染予防対策の観点から医療機関で医師やスタッフは全員マスク着用を徹底していますが、初めての患者様とお会いする際は一度マスクの下の顔をお見せするようにしています。会話中はしっかりマスク着用しますのでどうぞご安心ください。
分かりやすい言葉選び
聞いても理解できない難しい医療用語だけでは今どんな治療を受けているのか理解しにくいですよね。当院では分かりにくい専門用語や治療内容をできるだけかみ砕いて患者様にきちんと伝わるようにご説明しています。
歯科恐怖症の方も安心
歯科医院に通うことすらストレスに感じる方も少なくありません。
まず、どんなことが嫌なのかをお伺いし、場合によっては本当に簡単な処置から始めて何度か来ていただいてから本格的な治療を開始いたします。
お話しするだけでもお気軽にいらしてください。
その日行った治療をご報告
当日行った治療経過の写真をお見せし、どのような治療を行ったのかきちんとご説明します。 「何をされたのかわからない」状態を無くし、信頼して治療を任せていただけるよう努めています。
3.歯を残すための治療
むし歯は大きくなっていく傾向がなければ治療の必要はありません。まずは治療の必要があるかないかをきちんと判断します。とにかく削らないことがいいと思われがちですが、きちんと除去すべきところを除去することが最終的に歯の保存につながっていきます。
う蝕検知液
むし歯菌に感染した層のみを染め出し、むし歯を可視化することで的確な切削につなげます。色の変化で象牙質の内層と外層を見分け、残すことができる部分や再石灰化可能な部分を明確にし、歯の切削量を最小限に抑えます。
拡大鏡(ルーペ)による
拡大視野下の
治療
拡大鏡を使用した拡大視野下での治療は、肉眼の約2倍~10倍の倍率で治療範囲を捉えることができます。むし歯なのか、それ以外の物なのか肉眼では識別が難しい場面でも迅速で的確な診断が実現できます。
電気歯髄診断器
歯の神経が生きているか否かは、歯の寿命を大きく左右する問題です。電気歯髄診断器パルプテスターは低出力電圧でお痛みが少なく、歯髄の生死を99.4%の高精度で診断することができます。生きている場合神経の再生を促し、歯を守るための治療に活用しています。
コンポジットレジン修復(CR)
コンポジットレジンはプラスチック樹脂にセラミック粒子を混ぜた歯科用素材です。従来は接合性を高めるために健康な部分まで削る必要がありましたが、コンポジットレジンは少ない切削量での修復が可能です。これまで金属を入れていた部分を白い詰めもので修復することができるため、金属アレルギーがある方にも安心してご使用いただくことができます。
MTAセメント
歯科用の水硬性セメントで、生体親和性が高く、硬化する段階で膨張する性質から密封性が高くとても丈夫です。強アルカリ性の優れた殺菌力を持つことから、歯に空いた穴を詰めたり、歯根の尖端部分を塞ぐなどの用途に用いられています。
保険治療の根管充填に使用するガッターパーチャは殺菌力や接着力がなく、劣化したり、再感染するリスクがあるため、当院ではミネラルを持続的に放出し、歯や神経の修復も期待できるMTAの使用を推奨しています。
MTAセメントの特徴
- 密封性が高い
- 耐久度が高い
- 殺菌力が高い
主な用途
神経の覆髄、穿孔部の修復、根突孔の充填、内部吸収の修復など
4.精度の高い根管治療
歯の根まで感染が進んでしまうと、根管の治療が必要になります。壊死した神経をしっかりと取り除き、歯の神経が残せる場合は再生治療を試みます。神経を全て取り除かなければいけない場合、神経を除去したのち、充填剤を詰め、人工歯を被せて修復します。
スクロールできます
ラバーダム防湿
ラバーダム防湿は歴史が古く、100年以上前にアメリカ・ニューヨークの歯科医師によって考案された世界でもポピュラーな治療法です。穴があけられたゴム製のシートに治療する歯だけを通して、だ液や細菌の侵入を防止しながら治療します。口腔内へ薬品の流入を阻止できるため、通常では使用しない濃度の濃い消毒薬での洗浄が可能になります。
当院は保険診療の根管治療においてもラバーダムを使用しています。
当院では根管治療の際
必ずラバーダムを使用し、
より安全で精確な
治療を行っています!
根管長測定器
暗くて狭い根管の長さを精確に数値化する器械です。精確な根管の長さを測定することで、的確な根管充填を可能にし、治療後の痛みを軽減する効果があります。医師の勘や経験則によって左右されていた治療がより精密に行えるようになりました。
ニッケルチタンファイル
(Ni-Tiファイル)
ファイルとは、針のように尖った形状をした根管内の汚れを取り除くための治療器具です。保険治療の場合ステンレス製の針が使用されますが、ステンレスは柔軟性が低く、湾曲した先にある根の奥まで届かない場合があります。ニッケルチタンファイルはしなやかで柔軟性に優れているため、奥までしっかりと汚れを取り除くことができ、治療期間の短縮が実現します。
根管長測定機能付き根管拡大器
(トライオート)
根管長測定機能を搭載したコードレスタイプの根管治療器具です。先端に各種ファイルを取り付けモーター回転により根管拡大形成を行います。ファイルの先端位置をリアルタイムでモニタリングすることができるため、効率的な治療につながります。
むし歯は生活習慣病です
1年に2回の検診で健康に
むし歯の原因はむし歯菌だけではありません。不規則な食生活や生活習慣も理由の1つです。むし歯を繰り返さない・再発させないためにも生活習慣の改善に取り組み、最低でも半年に1回の検診で健康を目指しましょう。
※お口の状態によっては、1か月に1回など短期間での検診をおすすめする場合があります。